エスカレンテ国定公園
グランドステアケース巨大な階段
Grand Staircase
Escalante National Monument
アリゾナ州北部からユタ州南部にかけ地層が北に向かって下がるように傾斜しているところどころの地層が露出し巨大な階段状の地形に成っている。
これがグランドステアケースである。グランドステアケースは大きく6層に分かれている
1番古くは2億5千万年前のカイバブ層、これはグランド・キャニオンで足元に踏む層
2番目は2億2千万年前のチョコレート層、ザイオンにある層
3番目は2億年前のバーミリオン層、赤黒い地層
4番手は1億5千万年前の白の層
5番手は1億年前のグレイ層、海底の土砂、泥が溜まってできた柔らかいもの
1番新しい7千万年前からなるピンクの層は内陸時代湖の湖底にあった地層から成る。
岩の色が違うのは色々な背景があるが、白い色はその地層は砂浜や砂丘の時代にできたもので、
色が強くなればなるほど、火山等により変成岩となり性質が変ったり、岩の内部に含まれていた鉄分が侵食作用、雨水等で外部に到達し、
酸素に触れ、それが錆びて赤くなったり黒くなったりしていると考えられる。
地層の重なりの中でいきなり色が変ったりする場合の多くは火山灰である事が多い。
ワーウイプ・フードゥ(奇岩)
グランド・ステアケース、エスカランテ国定公園 ユタ州
アリゾナ州はUS89のコットンキャニオンロード 終了地点に近い場所から横道にオフロード13km行き30分ほど歩いた場所にあるワーウイプ・フードゥが位置している。
赤褐色のキャプストーンをトッピング極端に白い岩の尖塔の、フードゥ(土柱)は、グランド・ステアーケース 、エスカランテ国定公園の最も有名な地層です。
フードゥのキャップは、ダコタ砂岩で約100万年前地層です。枝の部分の赤い地層は、160万年前のエントラーダの砂岩です。
フードゥ(疫病神)のキャップは、ダコタ砂岩でそれは約100万年前の地層でフードゥの柱160万年前の地層でエントラーダ砂岩です。
ウァーウィーブフ―ドゥーはインディアンの言葉で杉の木の谷間の意味がある。
通称きのこと呼んでいますが実際に見ると10m 位の岩柱から小さい岩柱までありまるでおとぎの国の世界か違う惑星に来たみたいな錯覚に陥ります。
ワーウィーブ・フードゥは大階段-エスカランテ国定公園の端に大きな川の近くに位置しています。
フードゥの3つのグループ、ホワイト疫病神、疫病神中央、沈黙の塔
3つのグループがほんの数キロにあり沈黙の塔は世界的に有名ですが、日本はまだ知られていません。沈黙の塔への最長経路はビッグ・ウォーターですが、最短はコットンウッドキャニオン道路からです。
沈黙の塔のフードゥは、白い幽霊のように立ち上がり、地球の不思議を体験できますが、地層がもろいので損傷しないように注意が必要です。写真撮影の一番良い時間帯は、早朝の日の出からがベスト。