アメリカとメキシコの国境
USA/Mexico Border
アメリカ=メキシコ国境は境界の全長は3141km世界で最も頻繁に横断される国境で毎年のべ3億5000万人が合法的に横断し4つのアメリカの州と6つのメキシコの州に接している。
20以上の横断道路があり、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴとメキシコバハカリフォルニア州ティファナの接する西から、
アメリカ合衆国テキサス州ブラウンズビルとメキシコタマウリパス州マタモロスが接する東まで伸びている。
都会のエリアから荒れ果てた砂漠までさまざまな地形を横切り、東はテキサス州エルパソとメキシコチワワ州シウダー・フアレスの両国の大都市圏の境界を成し、
メキシコ湾に流れるリオグランデ川に沿っている。ソノラ砂漠、チワワ砂漠、コロラド川デルタ、バハカリフォルニア半島の北端も横切る。「アメリカは国境を取り戻す」
アメリカのトランプ大統領は、メキシコとの国境沿いに壁を築くよう命じる大統領令に署名し、「アメリカは国境を取り戻す。多くの命と雇用を守る」と壁の建設に向けて動き出した。
国境警備を担う職員を5000人増員する事等を命じる大統領令に署名した。米国とメキシコ国境に3141kmの壁建設をトランプ氏が提案、建設費1兆円以上はメキシコが負担・・・
アメリカ=メキシコ国境の全長は3141kmある。世界で最も頻繁に横断される国境で、毎年のべ3億5000万人が合法的に横断し、4つのアメリカ合衆国の州と6つのメキシコの州に接している。
20以上の横断道路があり、カリフォルニア州サンディエゴとメキシコバハカリフォルニア州ティファナの接する西から、テキサス州ブラウンズビルとメキシコタマウリパス州マタモロスが接する東まで伸びている。
アメリカは、毎年豊かさを求めて来る45万人以上のメキシコからの密入国者にずっと頭を悩ませている。
山からではなく、砂漠や川を渡って越境してくるんだそうです。
砂漠の有刺鉄線は直しても直しても切られ、ウエットバック(ぬれた背中)と呼ばれるリオグランデ川を泳いで渡る密入国者は多数、国境が長すぎて警備は穴だらけ。
違法労働のメキシコ人には、$600~$1000位で密入国させてくれる専門の業者がいる。
又捕まったところで数日収容所に留め置かれてメキシコへ強制送還されるだけで、業者が次の便に乗せてくれるので問題なし、公共バスの感覚ですよね。
農場労働者用の短期ビザなどもあるのですが、素朴で教育を受けていない南米の人々にはビザやパスポートの必要性が理解できず、隣に豊かな国があるからみんなが行くからと簡単に考えている。
そして、砂漠で迷ったり川で溺れたり、犯罪組織に誘拐されたりして、毎月約300人が命を落とす人が後を絶ちません。
それでも、給与が安くて仕事がない南米にいるよりはと、危険を冒しても稼げるアメリカへ密入国する。
経済格差の為、アメリカの違法の肉体労働で1日で稼げる日給で、国の家族が1~3ヶ月暮らせる。
アメリカの不法滞在者は約1100万人・・・カリフォルニアでは、学校はスペイン語を話す違法移民の子供たちで、救急病院は救急無料医療を使って子供を産む違法移民の妊婦で溢れている。
学校や病院は人道的見地から違法移民と分かっていても拒否出来ない、全て国民が納めた税金が使われている。
メキシコからの不法越境、40%減少「トランプ効果」3-12-17
ワシントン(CNN) 米税関・国境警備局は12日までに、メキシコから米南西部への不法越境は今年2月、前月比で40%の激減した。
トランプ米大統領が宣言する国境の壁建設など強硬な不法移民対策が抑止効果を及ぼしている可能性がある。
この種のデータ収集を2000年から始めた税関・国境警備局によると、2月の数字は通常なら10~20%増を示す。
今回の減少は約20年間続いた流れが初めて止まったことを意味する。2月に国境線で拘束もしくは米国内への侵入を阻止されたのは計1万8762人。1月は3万1578人だった。
トランプ氏の強気な不法移民対策が不法侵入の試みを押さえる永続的な効果を持つのかには、今後数カ月間の動向分析では侵入は冬季に減り、春季に増える傾向がある。
米国土安全保障省のケリー長官は侵入行為が増えていた昨年10月から年末にかけてのデータを踏まえ、2月の数字を「励みとなるニュース」と形容。
「トランプ大統領が1月20日に就任した後、米国は劇的な減少を目撃している」。又、拘束などされた侵入者数の低下は不法越境を試みる者の減少を意味するとも指摘した。
さらに、侵入の手引き役が不法密航者に請求する手数料が増加していることにも注目。一部地域では3500ドル(約40万円)から8000ドルの水準になっているとした。
米税関・国境警備局の最新データによると、国境線周辺の拘束は全ての形態で減少を記録。
特に家族ごとや単独の未成年者による密航の企ての落ち込みが目立ち、それぞれ66%減と55%減となった。
1月の拘束件数などは全体で約30%減り、未成年者と家族はそれぞれ約40%減だった。ただ、これらの下落幅は前年同月に比べ少なかったとしている。
米大統領選の終了後、政府はメキシコとの国境線に要員150人を追加し、拘束者の増加に対処させた。
この処置が功を奏したのか、昨年10月の拘束件数は過去5年の最高水準近くまで達していた。今年2月の場合は、過去5年の最低水準近くに迫っていた。
メキシコ待機プログラム
2021年12月2日、ドナルド・トランプ前大統領が導入し、ジョー・バイデン大統領が就任後に撤回した移民政策「メキシコ待機」プログラムを再開すると明らかにした。
この政策は、亡命を希望する移民を、申請手続きを行う間メキシコ側に待機させるもので、治安の悪い環境に移民が置かれることが問題となっていた。
再開をめぐり、バイデン氏を非難する声が上がっている。
移民関連団体は、「メキシコ待機」政策の復活は、国境にある移民キャンプでの犯罪や暴力行為を誘発しかねないと指摘する。
バイデン氏は1月の大統領就任後、この移民政策を「非人道的」だとして撤回する大統領令に署名した。しかし連邦裁判所はこれを認めず、同政策の再開を命じていた。
アメリカとメキシコの両政府は、この政策を再開させることを認めた。
バイデン政権は、トランプ政権時代のもう1つの主要な国境政策「タイトル42」を維持している。これは、公衆衛生上の理由があれば移民を迅速に追放できるというもの。