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グランドキャニオン ウエストリム ワラパイ族

ワラパイ族
グランドキャニオン・ウエスト
スカイウォーク アリゾナ州
West Grand Canyon

グランドキャニオンウエスト

グランドキャニオンウエスト
ワラパイ族

アリゾナ州のグランドキャニオン・ウエストに設置された、U字形の透明な展望橋で床は厚さ10.2cmの強化ガラスで出来ている空中散歩が出来る橋の先端から崖まで約21m谷底までは約1200m

2007年3月28日開設。
最大120人が歩行可能。耐震は万全で、風速45mの強風やマグニチュード8.0の地震にも耐えられる。総工費は約30億円。

施設が開発された背景には、ワラパイ族である先住民経済難がある。

先住民ワラパイ族は50%に達する高い失業率や貧困に直面しており、グランドキャニオン奥地は交通の便が悪く、貴重な収入源の観光産業でも収益を得るのが困難だった。

スカイウォークの名所化にし、観光客の誘致出来るのではと計画されたが、グランドキャニオンはワラパイ族の聖地とされている為、長老などを中心に批判的な意見もある。

グランドキャニオンウエスト

グランドキャニオンウエスト
ワラパイ族

インディアン

白人がヨーロッパからアメリカ大陸へ渡って来るよりも前からアメリカ大陸に住んでいた先住民族。アメリカ建国の歴史の中で白人から土地、住居、物資、権利、生命までを奪い取られてきた悲しい過去を持っている。

インディアンに対して米国政府は、アメリカ市民に対する法律を超越した特別扱いとして、昔から続く彼ら独自の生活習慣やルールを認めており、治外法権的なことが許される区域を指定したのがインディアン居住区。

政府が認定している先住インディアンの数は 562部族あり、彼らの大多数は、米国内に 314ヶ所のインディアン居住区内で生活し、自治権が与えられ独立国です。

グランドキャニオンウエスト

グランドキャニオンウエスト
スカイウオーク

ワラパイ族

グランドキャニオン・ウエストから約 88kmも離れたルート66にある、ピーチスプリングスに住んでいる。

グランドキャニオン・ウエストに位置しスカイウォークが居住区内にある、その面積は約 4100平方km。

ワラパイ族の地

ワラパイ族保留地の南端に位置する保留地ピーチ・スプリングスが、ワラパイ族の町がある。

アメリカ大陸横断鉄道、ルート66が開通し、アメリカ中部から西部へ移住する人々でにぎわった時代もあった。

国道40号線の開通によってピーチスプリングの町を通るルート66も寂れていった。

コロラド川のラフティングのツアーがあるが、訪れる人は少ない。

ピーチスプリングの町の殆どの住民はワラパイ族の人々で約1400人でこの町に居住している。

グランドキャニオンウエスト

グランドキャニオンウエスト
スカイウオーク

ワラパイ族の保留地は、アリゾナ州の北西部を北東から南西に向かって流れるコロラド川の南岸に沿って広がる、世界的に有名なグランドキャニオンの西の端に位置している。

100万エーカーに渡る土地は1883年にアメリカ政府によって保留地として定められたものだが、ワラパイ族はかつてはその10倍ほどの大渓谷南岸全域を含む広い地域に居住していた。

ワラパイは、言語学的にはカリフォルニア州南部からメキシコ北部の太平洋岸沿いの地域からアリゾナ州西部にまたがって分布するユーマ語族の一つ。

すぐ東に保留地をもつハバスーパイ族と、南のヤバパイ族との言語的関係はとくに近く、前者とは95%、後者とも85%で同じ系列の種族である。

「南方」に位置するユーマ語族であるが、実は、北はオレゴン州にまで及ぶ太平洋岸に点々と存在する様々な小数語族と同じ「ホカ系」という言語系統に属する。

ハバスパイ

ハバスパイ

先住民の生活

ワラパイ族の人々は、アメリカ大陸の他の先住民にもよくみられる選民思想的な信奉にもとずき、自分たちのことを「パイ=人間」と呼んでいた。

口承伝説として伝えられる創造神話によると、最初のワラパイ人は創造者によってコロラド川べりにおかれた植物の束からつくられ、周辺民族はその元祖ワラパイ族 から追放されたり、移住していった人々だという。

片道約99kmの道のりは未舗装の道で悪路の為、しばしば車が故障を起こし、数時間夜道を歩く事ある。

州と同格の自治権が与えられている、州ではなく国だと言う部族も多い。

モニュメントバレー周辺に住む全米最大勢力のナバホ族 人口約30万人は、人口的にも面積的にも広大な勢力を持つ部族は 「国家」 を形成しており自らの領土を ネイション=国家と呼んでいる。

グランドキャニオン・ウエスト地区一帯を統治するワラパイ国家の 「国境線」 的な場所に立つ標識でもネイションと書かれている。アメリカ合衆国の一般の州とは一線を画した特別な区域である。

ハバスパイ

ハバスパイ

ワラパイ族は国家としの独自の警察がある

規模が小さい為 人口約2500人、小さな事故やトラブルはワラパイ族の警察が対応しているが、それ以外はアリゾナ州のモハビ郡の警察と提携し治安を維持している。

殺人事件のような大きな事件に関してはアメリカ合衆国の連邦警察 FBI が関与する。

すぐ横には、ハバスパイのインディアン居留地区が谷底にある。

インディアンは日本人と共通の DNA を持っている事が明らかに成りつつある。

彼らは、約1億4000万年前に陸続きだったベーリング海をアジアから渡りアラスカ経由で現在のアメリカ大陸に住み着いた。

背が低く、長くない手足とずんぐりむっくりした体系、鼻が低く丸みを帯びた顔つきなどは、どことなく日本人に似ているが、肌の色が濃いのと、肥満の方が多い。

 

 

 

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