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タイタンミサイル・ミュージアム

タイタンミサイルミュージアム

世界最強の要塞、地下式核ミサイル格納施設 タイタンの名前はギリシャ神話のティタンに由来する。タイタンミサイル博物館には地表から約10mの地下にミサイルサイロがあり「発射ダクト」と「管制室」という2つの施設が配備されている

タイタンミサイル・ミュージアム

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発射ダクトにあるのは「タイタンII」のミサイルシステムです。タイタンIIはアメリカで導入されたミサイルシステムの中で最も強力なもので、冷戦時代には核出力が9メガトンの水素爆弾が搭載されていた。

ミサイル アメリカのアリゾナ州、グリーンバレーに、今でも当時の状態のまま保存され、ミュージアムに成っている。核ミサイルを収納する為に作られた、地下式サイロは全てをスピリングで支えているシステム。

タイタンミサイル・ミュージアム

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地下式サイロはミサイルの外形に合わせた円筒形の細長い穴で、上からミサイルを吊り降ろして配備する。敵の攻撃に備えて地下司令設備とともに硬化された施設で、その武装は大都市を一瞬にして消滅させ、その防御力は3000度の業火にも耐える。

ミサイルサイロは、冷戦期の抑止力に効果的で1960年代から建造が開始された、特に地下式ミサイルサイロの建築は高価なものであり、これらを大規模に運用していた国はアメリカとロシアが競って建設した。

ミサイルの核弾頭は10メガトン。地球上のどの地点へも30~40分で到達し、一瞬にして焼け野原にしてしまう。「Titan2型ICBM核弾頭ミサイル」が一発だけが設置されている。

タイタンミサイル・ミュージアム

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ミサイル基地は、ここアリゾナ州、カンサス州とアーカンソー州にそれぞれ18基ずつ、訓練用に後3基がカリフォルニア州存在していた。サイロのふたは半開きのまま固定されている。ロシアの偵察衛星にミサイルが発射可能状態にない事を隠すため。

タイタン  Titan

アメリカ合衆国の 大陸間弾道ミサイル(ICBM)、および人工衛星打ち上げロケットである。ICBMとして退役後も衛星打ち上げ用として改良が続けられ、アメリカ空軍の軍事衛星や、大型衛星の打ち上げ用として1959年から2005年まで運用された。

計368機が打ち上げられ、その中には1960年代半ばのジェミニ有人宇宙船の打ち上げも含まれる。

タイタンは1980年代末にアメリカの大陸間弾道ミサイルの削減まで一翼を担うだけでなく軍用の衛星と同様に民間の衛星の打ち上げにも使用された。タイタンは同様に高い成功率で火星や木星や土星や天王星や海王星への探査機を打ち上げた。

タイタンミサイル・ミュージアム

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タイタンI

マーティン・マリエッタ社(現在はロッキード・マーティン社)によって核弾頭を備えるICBMとして開発された。
当初、先行したアトラスICBMの開発が難航したため、バックアップとしてタイタンIが1955年に開発着手された。2段式でタイタンシリーズで唯一RP-1と液体酸素を推進剤とする。

1959年初飛行。1962年から運用が開始され、その後改良型のタイタンIIに置き換えられ、1965年に退役した。

1580 West Duval Mine Road, Sahuarita, AZ 85629

 

 

 

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