ミラマー海軍基地
Miramar Air Show
毎年サンディエゴ近郊のミラマー海兵隊基地で航空ショーが催される。ミラマー基地は映画「トップガン」のロケ地で世界的に有名に成った、米海軍戦闘機兵器学校で米海軍戦闘機部隊のエリートが集まる基地でした
その後海軍航空隊はネバダへ移転し、現在は海兵隊の基地と成っています。ミラマー基地で年1回3月頃行われる航空ショーは、全米各地で行われる航空ショーの中でも有数の規模を誇り、毎年世界中から多くの聴衆が集まります。
最後のトリをつとめる「ブルーエンジェルス」は、今年も健在。
アメリカ海軍戦闘機兵器学校
アメリカ海軍のNSWC(海軍打撃作戦センター)傘下であるNSAWC(海軍打撃・航空作戦センター)のN7部門の事。戦闘機パイロットのトップを養成するアメリカ合衆国海軍戦闘機戦術教育プログラムを行うアグレッサー部隊である。通称トップガンで有名。
2020年公開予定の映画トップガン
1986年公開の映画トップガン(トム・クルーズ、ケリー・マクギリス主演)の舞台としても有名であり、同映画のヒットと同時にトップガンの名が世界的に有名に成った。
1969年3月3日、カリフォルニア州サンディエゴ近郊にあるミラマー海軍航空基地で創設された部隊である。その後、1996年にNSWC(海軍打撃作戦センター)に吸収、NSAWC(海軍打撃・航空作戦センター)隷下部隊としてネバダ州のファロン海軍航空基地へ移転している(現在のミラマー基地は、海兵隊航空団の第三海兵航空団の拠点であるミラマー海兵隊航空基地へ改組されている)。
なお、アメリカ空軍にもネリス空軍基地にアメリカ空軍戦闘センターが所在するが、こちらの方が設立が3年早い。訓練は1年の内5回行われ、1クラスにつき6週間、計12名で行われる。
訓練生は、Training(HFAST)と呼ばれる異機種間戦闘訓練及びシミュレーター訓練、最大50機の航空機で行われる他部隊との戦闘訓練を経て、卒業する。その後、元の部隊に戻るか、機種転換部隊へ配属され、トップガンで学んだ技術を教導する。
ナバホ族 コードトーカー
世界大戦時下、敵国に盗聴されないよう無線交信に部族語を使い、偵察報告や作戦指示をする際に登用した、インディアンの部族語を暗号として使用した。
インディアンの言葉が暗号として使われたのは、アメリカ国内でその言葉の使い手を調達出来、訓練した。国外でその言葉は解読出する事が出来なかった。
第一次世界大戦でチョクトー族、コマンチ族両部族出身者がコードトーカーとして従軍したが、第二次世界大戦に使われたのはナバホ族で、約400名がサイパン島、グアム島、硫黄島、沖縄に従軍した。
複雑な文法構成で、発音も特殊な音が使われ、習得・解明が極めて困難であった。ナバホの言語は文献がわずかしか無く、非話者にとっては研究する事すら困難だった。
ナバホ族コードトーカー達は、英単語を同じ文字で始まる別の英単語に置き換え、それをナバホ語に翻訳する置換暗号を開発。特別な意味を持たせたナバホ語やコードブックを使い交信をより一層暗号化した。
硫黄島の戦いでは「摺鉢山の占領」は、「大きな口の七面鳥、羊の目は治療された」というナバホ語に翻訳された。
ヒトラーは第一次世界大戦でコードトーカーに注目し、第二次世界大戦前に暗号解読の為、30名あまりの人類学者をアメリカ国内に派遣したが、言語が複雑な為失敗した。
アメリカ軍はヒトラーがその言語の解明に動いた事を知り、ヨーロッパ戦線ではコードトーカーの使用を中止し、太平洋戦でのみ使用した。
1968年の機密解除まで、コードトーカー達の活躍は世間に知られることはなかった。1982年にロナルド・レーガン大統領によって表彰され、8月14日をコードトーカーの日に定められた。
2000年にはナバホ族コードトーカーに議会名誉黄金勲章が授与した。
Flying Leatherneck Aviation Museum
Museum hours: Tuesday through Sunday
9:00 a.m. to 3:30 p.m.
Closed Monday & Federal Holidays
4203 Anderson Avenue
San Diego, CA 92145
Ph: 858-693-1723