スヌーピーの聖地
チャールズ・M・シュルズミュージアム
サンタローザ
Charles M.Schulz Museum
Santa Rosa California
カリフォルニア州北部ソノマ郡の都市であり同郡の郡庁所在地で人口は約17万人。
ワインカントリーの最大サンフランシスコベイエリアでは、サンノゼ、サンフランシスコオークランド、フリーモントに次いで第5の都市である。
カリフォルニア州の有名なワインカントリーの中で、サンタローザはソノマ・バレーやナパ・バレーの南西入口にあたり、多くのワイン醸造所やブドウ園が近くにある。
チャールズ・モンロー・シュルツ
1922年11月26日 ~2000年2月12日は、代表作である『ピーナッツ』により知られるアメリカの漫画家。
貧しいドイツ系の移民で理髪師だった父カールと、ノルウェー系の移民だった母ディナの一人息子としてミネソタ州ミネアポリスに生まれ、セントポールで育った。
生後2日後に叔父から、当時の人気漫画『バーニーグーグル』に登場する馬の「スパークプラグ」にちなんで「スパーキー」という渾名をつけられる。
これは後に彼の初期のペンネームとして使われている。自分の理髪店を開店したカールは新聞の漫画に夢中で、これがシュルツに大きな影響を与えた。
小さい頃から絵の才能に恵まれ、幼稚園の最初の日にシュルツの絵を見た先生から「あなたは画家になるかもしれないわ」と言われたことが彼の心に大きく響いたという。
内気な性格だったが勉強は良くできて、小学校時代に2学年飛び級している。
本人のインタビューによれば、この頃に年上で体格も大きいクラスメイトに仲間はずれにされた経験が、将来のチャーリー・ブラウンの”誕生”に繋がったという。
また彼はスポーツも大好きで、漫画家という夢の他に世界的に有名なアマチュアゴルファーになりたいという夢も持っていた。
スヌーピーの聖地「シュルツミュージアム」
スヌーピーの生みの親、チャールズ・シュルツ氏がすべてを監督し開館した「シュルツミュージアム」が、カリフォルニア州サンタローザにあります。
そこには世界中で愛された漫画「ピーナッツ」の原画から手書きスケッチまで、貴重なコレクションが展示されている。
スヌーピーをテーマにしたカフェやシュルツ氏デザインのスケートリンクなど、スヌーピーに囲まれ五感でスヌーピーの世界を堪能できる博物館です。
シュルツ氏の制作物やスヌーピーの魅力を広く発信する為、2002年に「チャールズ・M・シュルツミュージアム」がオープンしました。
スヌーピーとユニークで個性的な仲間たちを描いた漫画「ピーナッツ」は、世界で一番有名なコミックの一つです。
作者チャールズ・M・シュルツ氏はアシスタントを一切使わず、キャラクターの絵から漫画の文字に至るまですべてを自らの手で作り、50年にわたりピーナッツを描き続けました。
人柄を映しだすかのようなやさしいタッチと、愛らしいキャラクターたちは全世界で愛されています。
シュルツ氏は、引退するまでの30年間をサンフランシスコ近郊のサンタローザのスタジオで制作にあたっていたので、サンタローザがスヌーピーのホームタウンとなりました。
博物館の場所、建物の設計やレイアウトに至るまでシュルツ氏が監督し、完成したシュルツミュージアム。
世界中から集められた作品とその展示方法はユニークな発想にあふれています。
自身は博物館の完成を見ずに2000年に亡くなりましたが、シュルツ氏のアイデアとインスピレーションが伝わるミュージアムです。
Charles M. Schulz Museum
住所:2301 Hardies Lane Santa Rosa, California 95403, USA
入場料:$US10(19歳以上)/US5ドル(4~18歳)
開館時間:11:00~17:00
閉館日:火曜日(6月から8月を除く)1月1日、7月4日、12月24、25日など