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飛行機の墓場 モハベ空港・宇宙港

モハベ空港・宇宙港「飛行機の墓場」
カリフォルニア州
Mojave Spaceport California

飛行機の墓場 モハベ空港

飛行機の墓場 モハベ空港

モハベの町はカリフォルニア州カーン郡のモハベの町はベーカーズフィールドの東80km、標高842mに位置しています。

この町は人口は約4300人オーククリーク・パスとテハチャピ山脈東はモハベ砂漠の南西部のアンテロープ・バレーに位置している。

モハベの町は1876年に南太平洋鉄道の建設キャンプとして始まり。1884年から1889年までは、 デス・バレーのハーモニー・ボラックス・ワークスが町の起源。

アメリカのカリフォルニア州のモハベ砂漠にある空港で1935年に開設された。第二次世界大戦中は爆撃機の訓練基地で、大戦後に乾燥気候を利用し、退役した機体の保管場所と成った。

訓練部隊・実戦部隊の基地があり、2008年時点で第12空軍の司令部が所在している。1972年に民間に運営が戻され、軍民問わず様々な航空機の実験及び開発の拠点として運営。軍民問わず様々な航空機の実験及び開発の拠点として運営されている。

3本の滑走路を持つ大規模な空港であり、旅客機をはじめとした航空機の整備の施設や訓練施設も置かれているが、1980年代より定期便の運航はなく、旅客ターミナルは置かれていない。

周辺は砂漠である為、廃棄予定の航空機の駐機場の地面も舗装されていない。

飛行機の墓場 モハベ空港

飛行機の墓場 モハベ空港

モハベ空港

イギリスのヴァージン・グループ傘下
のヴァージン・ギャラクティック社と、航空機開発を行うスケールド・コンポジッツ社による、
宇宙旅行の宇宙船の開発拠点が置かれていることでも知られ、Airport空港と同時にSpaceport宇宙港という名前に成っている。

ヴァージン・ギャラクティック社(あのヴァージン・アトランティック航空の宇宙部門)の「スペースシップ・ワン」の母港として有名で、歴史上初めて民間の宇宙旅行を行う会社で、数年後には、ここからスペースシップ・ワンに乗って宇宙旅行が出来、既に旅行の予約は旅行代理店で始まっている。

SpaceShipOne
スペースシップワン

スケールド・コンポジッツ社によって開発された有人宇宙船である。2004年6月に高度約100kmの宇宙空間に向けた弾道飛行を成功させ、世界で初めての民間企業による有人宇宙飛行を実現した。

飛行機の墓場 モハベ空港

飛行機の墓場 モハベ空港

スペースシップワンは、2004年6月21日に高度約100km(カーマン・ライン)の宇宙空間に向けた弾道飛行を成功させ、世界で初めての民間企業による有人宇宙飛行を実現した。それまでの宇宙開発は、すべて国家戦略の一環であり、国家予算を使って行われていたものである。

事実、世界初の人工衛星、初の有人宇宙飛行、初の有人月着陸、スペースシャトルや国際宇宙ステーションなど、いずれも国家の強力な主導のもとで行われ、費用は国家予算から賄われた。2004年6月21日の飛行で初めて高度100kmを達成した。

カリフォルニア州モハベ砂漠にある飛行場から離陸。運搬用航空機「ホワイトナイト」により吊り下げられた状態のまま、高度約15キロまで上昇後、切り離された。その後はロケットエンジンに点火し音速の3倍まで加速。

ロケットの燃焼終了後は慣性で放物線を描くように弾道飛行し、ついに高度100kmへの到達を果たした。3分間余りの無重量状態での宇宙飛行を経て、大気圏に再突入。高度15キロまで降下した後は滑空により元の飛行場へ着陸した。更に16P・17Pにて2週間以内の再飛行を達成、X PRIZE受賞条件をクリアした。

飛行機の墓場 モハベ空港

飛行機の墓場 モハベ空港

モハベ空港は飛行機の墓場

飛行機墓場とは? 飛行機のお墓のことで、航空機の耐久年数は20年程度とされているが、
旅客機は、途上国などで飛び続ける老朽機を除きほとんどが10年程度で陳腐化し売却される。

砂漠の気候で年間降水量150mm以下で周囲に住宅地がない事を生かし、売却の途上での一時保管や部品取り用、もしくは廃棄予定の航空機が保管されている。

軍用機や旅客機の墓場と呼ばれ、アメリカのカリフォルニア州やアリゾナ州、ニューメキシコ州の砂漠にあり、砂漠は空気が乾燥しており、機体を長期保存するのに適している気候。

機体は一時保管の名目で、まだ使える機体は途上国などに売却、部品は取り外されて航空機メーカーや航空会社などのメンテナンス用に売却されて、残った機体は最終的にはスクラップにされる。

耐用年数を過ぎた旅客機や戦闘機が飛来し、その飛行機はここで解体される。砂漠の利点を生かし、売却の途上での一時保管や部品取り用、あるいは廃棄予定の航空機が保管されている。

飛行機の墓場 モハベ空港

飛行機の墓場 モハベ空港

モハベ空港内には、かつて全日空が使用していた廃棄待ちの機体も保管されている。

マクドネル・ダグラスDC-9やDC-10、ボーイング747-100/200/300や737-200/300、エアバスA300やBAe 146 ダグラスDC-8やボーイング707、ボーイング727などの1960年代に製造された機体や、1990年代に製造されたボーイング757やボーイング767、ボーイング747-400、エアバスA310やエアバスA320等の機齢25-35年程度の経年機が多く保管、廃棄待ちされている。

又アリゾナ州ツーソン郊外のディヴィス・モンサン (Davis Monthan) 空軍基地は爆撃機や戦闘機の墓場は有名。

映画のロケ地

広大な土地ながらロサンゼルスの100km圏内という好立地と、航空機で大型機材を直接搬入できるという利便性の高さから、「ダイ・ハード2」や「S.W.A.T.」、「24」等、アクション映画やテレビシリーズの撮影場所としても使用され、空港事務所でもロケ専用の窓口を用意して対応している。

モハベ空港のゲートガードとして、空港のロゴが入ったコンベア990型機が駐機している。なおこの機材はNASAで実験機として使用されていたもので、世界でも数少ない原形をとどめるコンベア990型機の1つである。

所在地:1434 Flight Line, Mojave, CA 93501

 

 

 

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